大会長挨拶

リハビリテーション・ケア合同研究大会 高知2026 大会長宮本 寛(医療法人地塩会 南国中央病院 院長、医療法人香美会 理事長)

リハビリテーション・ケア合同研究大会 高知2026 大会長 宮本 寛

謹啓

時下ますますのご清栄のことと、お慶び申し上げます。平素は格別なるご支援とご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、この度、2026年10月8日(木)〜9日(金)の2日間、高知県立県民文化ホールを主会場として、リハビリテーション・ケア合同研究大会 高知 2026を開催する運びとなりました。この大会は、一般社団法人日本リハビリテーション病院・施設協会、一般社団法人回復期リハビリテーション病棟協会、一般社団法人全国デイ・ケア協会、一般社団法人日本訪問リハビリテーション協会、全国地域リハビリテーション研究会、全国地域リハビリテーション支援事業連絡協議会、NPO法人日本リハビリテーション看護学会の7団体が共同で開催する学術集会です。全国のリハビリテーションに関わる病院、診療所、介護施設、福祉施設、介護サービス事業所、行政機関など、多岐にわたる専門職が参加し、表裏一体であるリハビリテーションとケアに関する情報交換・共有を行う場としております。かつて日本のリハビリテーションを様々な面で大きく進展させた、故 石川誠が言いました。「この大会の特徴はね、いろんな職種が集まってさ、お互いに発表し合う場なんだよ。だからね、小難しい専門用語をできるだけ使わずに、他職種でも理解できる表現で自分の思いを伝えるということなんだよ。よくさ、あるじゃない。リハスタッフの言ってることが介護職にはさっぱりわからないよぉ、とかさ。」発表者の方は特にこの点にご留意頂ければ幸いです。(例;PTさん「患者さんは右肩関節に屈曲90度の有痛性の可動域制限がありますので宜しくお願い致します」→ヘルパーさん「??? そうするとお風呂の時に気を付けることは何ですか???」 ということにならないように。)

今回の大会のテーマは「あるがままに生きる~生きるとは何か~」と題しました。この「あるがままに生きる」という言葉には、障害の有る無しに関わらず、生まれてきた意味を振り返り、自分に与えられた天分、特性、個性(それは障碍という形をとっているのかもしれませんが)を尊重し、自分は当事者として、あるいは支援者として、あるいは一人の人間として、何をして生きるのかということを見つけて戴けたらという思いを込めています。
「あるがままに生きる」というテーマのもと、それぞれが自らの役割や生き方を見つけ、生活に関わるあらゆる人々とともに支え合いながら、誰もが自分らしく生きることができる社会を目指しましょう。
またもう一つの話題としては人口減少の止まらない日本、その最先端地域でもある高知県の現状を全国に発信することです。この問題は医療・福祉にとどまらず、教育、産業、経済、行政等様々な側面から連携する必要があります。

以上、日々のご尽力に対して、ヒントになる何かをご提供できれば、あるいは、それぞれの現場を良くすることで引いては社会全体を良くすることができれば、との思いで全力を尽くしてまいりますので、ご支援いただけますよう、心よりお願い申し上げます。

謹白